ソケットリフト・サイナスリフト

上顎洞挙上術ソケットリフト・サイナスリフ

一般的に、上顎臼歯部(上顎の奥歯)には上顎洞という空洞が存在するために、ほとんどの症例において骨量は少なくなっています。上顎の骨は下顎に比べて軟らかいので、歯が抜けると急速に骨吸収をおこし、骨量は減っていきます。インプラント埋入の時には、骨が足りなくなっているのです。

手術方法には、上顎洞底部に骨を造成する「上顎洞挙上術(サイナスリフト、ソケットリフト)」と、骨が少ない場所を避けインプラントを斜めに埋入するがあります。

ケース①

杜さんは上顎洞の高さが不足しているので、直接インプラントできません。そこで、サイナスリフトで骨を作って、人工歯根を埋め込み、義歯を装着しました。歯の噛み合せ機能は回復しました。

写真の著作権はハーモニー歯科クリニックが保有しています

ケース②

上顎の歯根の欠損が激しく、わずか1mmしか残っていません。サイナスリフトと骨再生誘導法を用いて、厚み12mmまで再建しあとで、インプラントを成功させました。

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