治療の第一歩、歯の痛みを抑える大切なポイントとなります。炎症を起こした神経だけを取る事で、むし歯の激しい痛みは消えます。
ここが、最も時間のかかるところです。神経を抜いたら痛みがなくなるというわけではありません。 根管には一本の太い神経からたくさんの根が出ています。これを一本一本すべて、針のような器具を使って取り除きます。その後二次感染を防ぐため、徹底的に掃除、消毒、殺菌します。
根管内の殺菌が終わったら、再感染しないように、隙間なく詰め物をします。根管治療の最後の手順、薬剤を根の先端まで隙間なく詰めて密閉します。
ご注意:治療が完了して、炎症が起きない、痛くならないと言っても、損傷した歯はとても脆くなっています。強く噛んだり、何か硬いものを噛んだりすると、割れる可能性があります。義歯を装着するまでは、十分注意してください。
差し歯には大きく分けて2種類あります。全てにセラミックを使用して製作したジルコニアボンド、 インセラムと、強固な金属で作ったキャップの上にせみラックを焼き付けて製作したメタルボンドです。いずれにしても、強い噛み合わせにも耐えられる素材で歯を守ることが出来ます。
根管治療後義歯で保護していない歯は割れてしまうことがあります。治療後、歯が割れた写真で紹介